「朝鮮名探偵」キムミョンミン “俳優が一番大変な時がいつか分かりますか"

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なし 「朝鮮名探偵」キムミョンミン “俳優が一番大変な時がいつか分かりますか"

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2015/2/28 4:30 | 最終変更
Luna  レギュラー   投稿数: 4197
映画公開直前の2月10日にネットに上がったTV REPORTのインタビュー記事です。
とても読み応えのある内容で、Kstyleに昨日、日本語訳で上がりましたので
ご紹介いたします。
 
 
「朝鮮名探偵」キム・ミョンミン “俳優が一番大変な時がいつか分かりますか”
 
 
俳優キム・ミョンミン(42)がデビュー後一日もかかさずやっていること、それは
発声の練習だ。毎朝トイレで10分間本を声を出して読むことで一日を始めるという
ので、
演技に対する彼の情熱がどれほどなのか少しは分かるような気がする。
 

振り返ってみると、彼が手を付け、演じた人物たちは特に人々に長らく記憶され、
心を
響かせてきた。たとえその作品がヒットしなかったとしても、彼の演技だけは
長らく
観客の心に残って慰めとなり、思い出になってきた。これはどんなジャンル
でも、どんな
キャラクターでも熾烈に人物に溶け込む彼の苦痛があるゆえに可能な
ことだ。
カン・マエ (「ベートーベン・ウィルス〜愛と情熱のシンフォニー〜」)、
チャン・ジュン
ヒョク (「白い巨塔」)、李舜臣 (イ・スンシン)(「不滅の
李舜臣」)、ペク・ジョンウ 
(「私の愛、私のそばに」)はすべて想像を絶する忍苦の
時間の末に誕生した人物たちだ。

「演技が退屈だと思ったことは一度もありません。毎回大変なんですが、それが
また
楽しくてやっているんです。僕は人より少し観察力が優れているほうです。
神経を
とがらせると、通り抜ける風や地の気運、埃一つさえも感じられるんです。
カメラが
回って演技をする時は、僕のその五感がすべて発動します。このような
エネルギーや
敏感さを、果たして俳優でなかったらどこに噴出でたのでしょう。
俳優をしている
ことに感謝しています」

作品の中の人物に溶け込んでいく過程が常に苦痛を伴っていたなら、映画
「朝鮮名探偵」
シリーズだけは例外だ。「朝鮮名探偵」のキム・ミンは愉快で冗談
好きであり、同時に
真剣な一面も持つキム・ミョンミンそのものあるためだ。
わざわざキャラクターに
溶け込むための苦痛の過程なしに、用意された場で思う
存分楽しく遊べば、そのまま
名シーンの出来上がりだった。そのためか、
「朝鮮名探偵 日雇い労働者の娘」(監督:
キム・
ソクユン、制作:
青年フィルム、以下「朝鮮名探偵2」)で3年ぶりにスクリーンに
復帰したキム・
ミョンミンの顔からは少なからずの余裕が感じられた。

「僕とキャラクターが違うほど、僕を隠す必要があるので、血の滲むほどの練習が
必要
なんです。俳優が一番大変な時がいつか分かりますか?怒りの演技、笑う演技、
涙を
流しながら絶叫する演技をする時です。その瞬間はキャラクターではなく
本当の自分の
声が出てしまうんです。僕ではないそのキャラクターとして見える
ように、数倍の練習を
しなければならないのですが、『朝鮮名探偵』はそうする
必要がありませんでした。
なぜかというと、僕と一番似ているキャラクターで
あったためです」

インタビューが終わる頃、彼にずっと聞きたかった質問を一つ投げてみた。
「あなたが
演技をする前に最初にやることは何か」という質問であった。いわゆる
キム・
ミョンミン流のメソッド演技(役柄の内面を重視し、その状況や感情に応じて
自然に
演じる方法)は計3つの過程を経て誕生していた。ここに彼の演技に対する
解答があった。

「まずは、人物を描きながらシナリオを読むんです。シナリオの最後のページまで
読んだ
時に、一つの人物としてきちんと描かれていないといけません。2番目は、
シナリオを
もう一度読みながら、その人物に服を着せるんです。すると人物が
生きて動き出します。
この時から想像を始めますね。これまで見てきた本、ドラマ、
映画、周りの人々…
僕の経験を総動員して、キャラクターを作っていきます。
もしキャラクターが医師なら、医学関連の本を探して読みながらキャラクターの
職業的な
部分まで作っていきます。3番目は声を出して読みながらシナリオの行間を
埋めて
いきます。映画でもドラマでも普通一週間ほどのストーリーを描きます。
しかし、その一週間でその人物のすべてを理解することができるのでしょうか?
不可能です。キャラクターの全史を自分なりに書いてみるんです。シナリオに
とても
細かく書いていきます」

キム・ミョンミンは最後にこの過程を作品ごとに繰り返すべきだと力強く語った。
俳優は
決して怠ってはならないという。「僕にメソッド、メソッドと言いますが、
僕は大学の
先生たちに教わった通りにやっています。(キム・ミョンミンはソウル
芸術大学演劇科
出身だ) 基礎演技論の専攻課題が『猫の演技』だったことが
ありますが、その時は
野良猫を10時間は観察しました。観察をしながら真似をして、
身につけて
いきます。このような過程がないと、表現ができないんです。この身に
つける
過程を
作品ごとに
休むことなく続けるべきです。それが僕が演技をする方法です」

以下はキム・ミョンミンとの一問一答である。

ー映画は「スパイ」以来3年ぶりである。

キム・ミョンミン:俳優の人生は、他の人より紆余曲折が数倍はあるようだ。
ハハハ。

ー元々の計画通りなら、その間に2作品ほどあるはずだった。

キム・ミョンミン:僕は1年に多くて映画2本の俳優ではないか。なので、準備
していた
計画が狂うと、他の俳優より影響が数倍は大きい。この前にする予定
だったのに入る
ことができなかった作品は、6ヶ月ほど準備をしていた。なので、
もっとダメージが
大きかった。

ー「朝鮮名探偵2」の話をしてみると、本人から見て第1弾よりよくなった点は
何だと
思うか。

キム・ミョンミン:正直なところ、第1弾がそこまでヒットするとは思っていなかった。
ライバル作品が「ホームランが聞こえた夏」(監督:カン・ウソク)、「平壌 (ピョン
ヤン)
城」(監督:イ・ジュニク) だった。観客動員数1000万人を突破したことのある
監督
たちの映画の中で、うちの映画は事実上比べ物にならないと思われていた。
ハハハ。
監督が今回の第2弾ではロケーションに意欲を見せた。第1弾では忠清北道
(チュンチョ
ブクド) 丹陽 (タニャン) が最も遠くまで行った撮影地だったのに、
今回は全羅南道 
(チョルラナムド) 高興 (コフン) まで行った。「ありえない。
僕達がここまで来る
なんて」と、みんな驚いていた。

ーキャラクターが第1弾よりはっきりとしている感じだ。

キム・ミョンミン:そうだ。第1弾では少し曖昧で中途半端な部分があったとしたら、
第2弾ではキャラクターがもう少し明確になっている。監督は上品で優雅な作品を
作りたがっていた (一同爆笑) 。そこで、僕が阻止した。そうやって欲張ると、
上手く
いくはずがないと。すごく面白い設定がいくつかあったが、監督が上品な
作品に
すると一部は削った。映画でキム・ミンが塩水を飲むシーンがあるが、
それも本来は
幼稚だからと外されたが、僕が入れようと提案して結局撮ることに
なった。

ー第1弾ではほとんど一人で大活躍したとしたら、第2弾ではオ・ダルスの出番が
すごく多くなっている。

キム・ミョンミン:おかげで演技をする時にずっと楽だった。ダルス兄さんは
本当に
人をリラックスできるようにする人だ。僕がどんな演技をしても全部受け
止めて
くれるスポンジのような人だ。もし一緒にダブルスとしてオリンピックに
出たら、
金メダルでも取れそうな感じがする。

ーオ・ダルスとはプライベートでも仲がいいのか。

キム・ミョンミン:俳優になってから、ここまで他の俳優と親しくなったのは
初めてだ。
ダルス兄さんも見かけによらず無口な人だ。プライベートな話はあまり
しない人だが、
僕にはそんな部分も全部打ち明けてくれる。最初は心を開くまで
時間が少しかかった
けど。恋の駆け引きをしている気持ちで僕が先に近づいた。
第1弾の撮影の中盤頃に
心をぐんと開いてくれて、その後はもう順調だった。

ーオ・ダルスは第1弾を撮ってから(観客動員数)1億人の俳優になった。

キム・ミョンミン:ダルス兄さんはその1億人俳優の話だけ出ると恥ずかしがる。
観客数
だけが重要ではないけど、すごい。オ・ダルスという兄さんが持っている
長所は、
彼だけの特化された演技には誰も追いつくことができないということだ。
ダルス兄さん
には圧倒される何かがある。一見似ている演技に見えても、毎回
演技が違う。

ー第2弾が制作されると予想していたか。

キム・ミョンミン:どこから来た自信なのか分からないけど、第1弾の撮影当時から
第2弾の話をしていた。マスコミ向けの試写会が終わっての打ち上げパーティーでは、
もう第3弾の話まで出ていた。まずは監督のスケジュールから空けておいてほしいと
言った。いや、正しく言えば監督のスケジュールのために4年も待ったんじゃないか!

ーキム・ミンとソピルというキャラクターがそのまま終わってしまうのは
もったいない。

キム・ミョンミン:もちろんだ。続編が出てほしいとアゴラ(韓国のあるポータル
サイトの
請願運動ページ)で請願運動でもやってほしい。ウハハ。

ー慎重そうなイメージとは違って、実際の性格はキム・ミンに近いのでは。

キム・ミョンミン:深刻なほど嘘が言えなくて、周りから心配されている。僕の
口で言う
のもなんだが、僕はとても偽りのない人だ。ハハハ。現場でもコール
タイムより1時間ほど
早く行って、一回りしながらスタッフとおしゃべりをする。


ーイ・ヨニは現場でどうだったのか。どうしても演技の上手い先輩俳優たちの
ためにプレッ
シャーも多かったはずだが。

キム・ミョンミン:そうだろうと思って、リラックスできるようにしてあげようと
努力した。
わざと僕のほうから冗談を言ったりして。ディレクションは監督一人で
十分なので、
要らない小言は言わないことにしていた。

ーキム・ミン(「朝鮮名探偵」)、カン・マエ(「ベートーベン・ウィルス〜愛と
情熱のシン
フォニー〜」)、チャン・ジュンヒョク(「白い巨塔」)など、キム・
ミョンミンと言えば思い
浮かぶいくつかのキャラクターがある。本人にとって最も
愛着のあるキャラクターは何か。

キム・ミョンミン:10本の指を噛んで痛くない指はないと言うけれど、撮影現場で
僕を
最もリラックスできるようにしてくれたのは、やはりキム・ミンであった。他の
キャラ
クターは苦痛が多く伴っていたことに対して、キム・ミンは僕と一番似ている
キャラクター
だった。僕とキャラクターが違うほど、自分を隠してそのキャラクターに
合わせた血の滲む
練習が必要だ。俳優が一番大変な時がいつなのか分かるだろうか?
怒りの演技、笑う演技、
涙を流しながら絶叫する演技をする時だ。その瞬間は
キャラクターではなく本当の自分の
声が出てしまう
から。だからこそ数倍は練習をしないといけない。僕ではないその
キャラクターと
して見えるようにだ。

ー「朝鮮名探偵」シリーズが何弾まで出てほしいか。

キム・ミョンミン:第10弾くらい?ハハハ。後半のは合成しないと。僕はもう
おじいさんになっているだろう。僕は大丈夫だとしても、ダルス兄さんが心配だ。
 
 
 
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