【六龍が飛ぶ】第16話あらすじ

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なし 【六龍が飛ぶ】第16話あらすじ

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2015/11/30 1:12
yuson  管理人   投稿数: 3025

第16話


絶体絶命の瞬間、李芳遠(イ・バンウォン)は真価を見せた。
誰もできなかったことを李芳遠が果たし、彼の存在感はさらに強力になった。

覆すことはできないものと見た状況を覆した李芳遠によって
ホン・インバンとキルテミ、そしてイインギョムなどは
『권불십년 화무십일홍』(権不十年花無十日)が何なのかを
骨に凍みるほど感じることになるだろう。
貪欲に頑固なほど汚れたすべての為政者たちがそうであるように。


状況を覆した李芳遠(イ・バンウォン);
皆を恐れるようにさせる狂気、李芳遠(イ・バンウォン)のその狂気が状況を覆した


鄭道伝と李成桂の選択は危機を迎える。

弾劾案を発議して徒党で追放しようとする瞬間
ホ・ンインバンはまるで魔法を使ったかのように彼らの前に登場し、
すべての状況を変える衝撃的な発言までした。
海東甲族の조반(チョ・バン)が謀反を企てたという言葉で
場を覆してしまったからだ。

700年間この地ですべての権利を享受しながら生きてきた海東甲族は
いかなる権力も触れることのできない聖域だった。

いつもキャスティングボードの役割を果たしながら、
権力の実力者として生きてきた彼らがホン・インバンによって
最悪の状況にさらされるようになった。

誰もあえて近づくことができもなかった彼らの隙間をホン・インバンは打って入った。
誰もしなかった聖域を触れたホン・インバンは全ての手札をもつ機会をつかんだ。

ホン・インバンの目標は明確だった。

自分を締め付けた李成桂を<謀反の罪>として海東甲族と共に崩壊させ、
高麗の真の実力者になろうとする彼の計略にみんなが揺れた。

天下の鄭道伝も李成桂に密かに開京を抜け出ろと助言するほど
ホン・インバンの一発は強力だった。


皆がホン・インバンを弾劾することができる機会と思っていた状況で、
李芳遠(イ・バンウォン)だけは他の計略が隠されているはずだと語った。
そしてそれは事実になった。

自らホン・インバンに自分が似ていると話する李芳遠は
正確に彼がどのような意図を持っているのか推理した。
ホン・インバンの意図を予測したように、李芳遠は彼を阻止できる妙案も作り出した。

鄭道伝までホン・インバンの攻撃に踊らされざるを得なかった。
どのようにホン・インバンがこのような方法を考えてきたのか分からないほどだった。

しかし、イバンジは知っていた。
権力の近くにも行ってみたことなかった彼が
むしろ権力の属性をもっとよく分かっていた。
力の本質は結局、言葉どおり<力>でしかないということをイバンジは
体で体得してきたからだ。

ホン・インバンはその力の本質を知っていた。

巨大な力を持った李成桂が自分を窮地に追い込んでいる。
自分が結ぼうとした海東甲族と婚礼をすませしようとしたが、
これさえも奪われた。

イ・インギョムを追い出し、その場を占めたものの、
これ以上は進むことができない壁に阻まれたホン・インバンが取ることができるのは
それほど多くなかった。

そうでなくても鄭道伝に振り回され、
ただ屏風のようであったホン・インバンという点で
彼は毒気を抱くほかはなかった。

イ・インギョムを追放した存在はホン・インバン自身ではなく、鄭道伝であり、
自分も鄭道伝の操り人形にすぎない事に気付いた彼は復讐心に満ちていた。
そして狂気を抱いた怪物にならない限り、
巨大な敵を防げないことを誰よりもよく知っている彼のこの一手は正確に一致した。

すでに手札を全て握ったホン・インバンは
海東甲族のトップである愍帝(ミンジェ)を探す。
その場で彼は自ら"脅迫"しにきたと言う。

敢えて誰もしなかった海東甲族に対する無礼さに愍帝は慌てたが、
言葉だけの権力の実体は何もなかった。
統一新羅時代から700年間、権勢を享受してきた海東甲族だが、
そのために彼らは戦う必要さえなかった。

自分たちで考えて忠誠を尽くす彼らに
海東甲族はもっと大きな力を使うこともなかった。
そのようにして彼らは700年間この地を支配してきた。
しかし、ホン・インバンは正確にその問題を知っていた。
巨大な権力を持っているが、その実体だけが存在する権力とは無意味なだけだった。


一度も戦ったことのない海東甲族程度は
いつでも崩壊させることができるというホン・インバンの発言は明確だった。

海東甲族は現在の実力者であるホン・インバンに対抗できない。
李成桂の前でも堂々さを越えて優越的存在感を見せていた愍帝が
ホン・インバンに屈辱を受けながらも、
どうすることもできないほど上辺だけの権力だった。

ホン・インバンは愍帝に李成桂が謀反の中枢という趣旨の文書を与えて
海東甲族全ての連名を受けて来いと要求をする。


      "戦いを挑んできた側の方に立つほかはない"

流れを一歩遅れて知るようになった鄭道伝は、正確に状況を読んだ。
イバンジが語ったように、
権力の本質を知ってしまったホン・インバンに海東甲族は
これ以上恐ろしかったり、畏敬心を持たなければならない存在ではなかった。
そして先に戦いを挑んできたものに不安をもって立つしかないのが
まさに人間の本質でもある。

海東甲族がホン・インバンの側に立って
李成桂を謀反の中枢で作られてしまったら
天下の李成桂も危機から脱することはできない。
高麗の多くの英雄たちが謀略で崩れたように
李成桂も大義を夢見る以前に全てのもが失敗に終わる可能性がある状況だった。

妙策を見つけられず、苦しんでいる状況でプニは李芳遠に簡単だが、
単純な答えを教えてくれた。

バンウォン自らがホン・インバンになったように、
ミンダギョンに近づいて考えてみると、答えは簡単という言葉だった。

ホン・インバンの脅迫を受けた後、李成桂側の人たちに会うことを拒否する愍帝。
そんな愍帝が自分の娘であるダギョンに会ったという点で
答えは彼女から出ることができた。

単刀直入に取引を提案したバンウォンは
自分の家の最大の弱点を見せて自分が望む答えを得た。
そしてチェ・ムソンが発明した'火薬'を思い出したバンウォンは
プニに二つのうち一つの箱を選んでほしいと言う。

大きな波を防ぐための最善の方法は、さらに大きな波を起こすことだ。

そのような点で、鄭道伝と李芳遠の意は一致した。
現在のような状況で、これを脱するための解決策はそれほど多くなかった。
本当に謀反を起こさない限り、今の状況を変化させることができないという点で、
彼らが頼れるのは李芳遠がすべてだった。

開京にある全てのカビョルチョ(家別抄・軍事組織)を動員し
ダギョンを通じて分かるようになった海東甲族の会合場所に向かった李芳遠は
皆がいるそこで彼らの現実と本質を攻撃する。

恐怖にとらわれてすでにホン・インバンの脅迫に渡った彼らに
李芳遠はこれから生きていく700年は恥辱の歴史になるだろうと話す。


ホン・インバンによって崩れた海東甲族は、
以後の多くの権力にも同様に屈服されるしかないことを周知する。

そして彼は火薬筒に火をつけ、
イ・インギョムを含めたホン・インバンとキルテミを弾劾する連名書に
署名しろと言う。

燃え上がる炎を恐れた海東甲族は、署名をすることに余念がない。
このような状況で最後までバンウォンと気力の戦いをしていた愍帝まで署名を終え、
状況は完璧に覆された。

もしその火薬筒が爆発したら
そのあずまや(東屋)に集まっていたすべての人々は死ぬしかなかった。

李芳遠の狂気を誰よりも疑わしがるナムウンの悩みと
不安に思う鄭道伝の心を落ち着かせたのはプニだった。
すべての状況を予測したプニは火薬筒でない石がいっぱいの箱をバンウォン与え、
その選択は、最終的に状況を覆したのに一助した。

李芳遠(イ・バンウォン)はこの強力な一手で
イ・インギョムとホン・インバン、キルテミを
高麗徒党で追放する輝かしい貢献をするようにする。

高麗末最大の権力を持っていた彼らが追放され、
鄭道伝が計画し李成桂が合流した新たな国家に対する夢は具体化され始める。

歴史は今日を見る倉庫、明日を予測可能にする。
歴史を忘れた民族は、未来がないという。
記録された歴史は、常に勝者の歴史でしかない。

そのような点で、歴史は、様々な方法で解釈されるべきで、
そのような様々な視点が歴史を正しく見つめという点で、
1つの歴史を強要する現実は悲惨なだけだ。

歴史は誰かによって強制されることがないことを
面白く【六龍が飛ぶ】はよく示している。


★『권불십년 화무십일홍』(権不十年花無十日)
  権は十年久しからず、花に十日の紅なし
「いくらきれいに咲いた花でも十日もすれば色褪せてしまう。
それと同じように幾ら権力を誇った者でも10年続いた例はない」


http://www.mediaus.co.kr/news/articleView.html?idxno=51312

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☆ yuson ☆

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