【六龍が飛ぶ】第19話あらすじ

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2016/1/8 21:08 | 最終変更
yuson  管理人   投稿数: 3025

第19話

歴史的に逆らうことができない事件の間、空の隅を埋め作家の力は重要である。
正統史劇でないという点で、歴史を損なわずに、
どのように興味深く導くかがカギである。
【六龍が飛ぶ】で、このような記録された歴史以外の細かい部分の想像力は
魅力的に迫ってくる。


李成桂(イ・ソンゲ)と崔瑩(チェ・ヨン)の対立;
イ・イムギョムも知らなかった秘密組織、
結局六龍が越えなければならない山は彼らだ


鄭道伝(チョン・ドジョン)が李成桂の後ろで
全てのものを動かしていたという事実を知った崔瑩は憤怒する。
そして李成桂に鄭道伝と一緒にしろ、
自分はイ・インギョムと一緒にすると宣言する。

高麗最高の武士である崔瑩と敵になっては
大業を成し遂げることができないという点で、
鄭道伝には、すべての状況が手に余るよう迫ってくる。

結局は、崔瑩を追い出さなければならないが、
現在時点で彼と敵になってはならない。
取り除かなければならないイ・インギョムを
むしろ抱くとした崔瑩によって混乱した状況で、
鄭道伝はさらに大きな悩みを抱えることになった。

崔瑩が入ったファサ団(화사단)に続けて
元国の人々と推定される人物が入ったためだ。

崔瑩はなぜこのような混乱な状況に元国の人々に会ったのかが重要だ。

明が中国を支配し始め、元が衰退している状況で、
崔瑩の動きは良い兆しで近づかないためだ。

恭愍王(きょうびんおう/공민왕コンミンワン)時代に
中国の権力の変化を誰よりもよく知っていた彼は
元を排斥して明との関係を改善するために努力した。
そして腐敗した権力を除去して、
民に貴族の土地を配るなど、死力を尽くしたが、
魯國公主の死後すべてが崩れたということは誰もが知っている。


その恭愍王の時期が過ぎてウ王の時代、高麗は終末を告げていた。
徒党3人衆の横暴が極に達し王の無能さは民をより一層苦境に陥れる理由となった。

元を排斥してきた高麗が再び元と手を握る?
高麗の実質的な支配者である門下侍中崔瑩の歩みは
したがって気がかりなことと共に不安なことで近づくほかなかった。

鄭道伝のそのような不安は徒党会議でも明確にあらわれた。
明は李成桂将軍が切り開いて支配していた東北地域が含まれた
鐵原(チョルウォン)北側地域を出せと要求している。
さらに荒唐無稽なのは崔瑩がこれに対し大いに憤慨せず
<割譲>を言及したということだ。

誰より強直な将軍、崔瑩が明国の傲慢不遜な要求に何の反応を見せないのは
不安要素として作用するほかはない。
さらにこのような緊急な状況に崔瑩は李成桂に王と共に狩猟に行こうと提案する。

誰か見ても異常な崔瑩の歩みは鄭道伝には不安要素だ。

崔瑩のこのような行動と共に処刑されたホン・インバンの家で
何かを移す存在を発見し、
これを怪しく思い密かに追っていたトクチルが死体で発見されプニは憤慨する。
そしてその全てのものが今回の事件と一つで連結されていることを悟ることになる。

その車には金塊がたくさん積まれており、
それが向かったところがすぐに情報商人ジョクリョンがいるビグクサであった。

李芳遠(イ・バンウォン)とプニが、そしてムヒュルがビグクサに隠れて
倉庫中にいっぱいに積まれている水牛の角を発見することになる。

水牛の角は当時角弓を作る最高の材料であった。
ホン・インバンの家でこっそりと取り出してきた金を水牛の角と変えたのは
争準備をしているという意味に他ならなかった。

崔瑩とウ王は戦争を準備して実行に移すために場を設けたのだった。
遼東を征伐しようという崔瑩の提案は
恭愍王の業績を継続するという意志とも同じだ。
明国の要求を断って彼らと対抗する準備をするという崔瑩の選択は皆を驚かせた。


問題は、民たちが苦境に陥った状況で戦争を行うことは難しいという事実だ。

政界軍事が存在するといっても、戦争には多くの民たちが参加しなければならない。

巨大な土地を持つ明国と対抗するため、多くの民たちの犠牲が必要である。
さらに当時には北の蛮夷らだけでなく、倭寇の侵入も頻繁という点で、
一ヵ所に全ての力量を動員することに不安な要素が存在した。

李成桂の「4不可論」が出てきた理由も当時の状況のためだ。

結局、無知で腐敗し能力のないウ王を前面に出した崔瑩の遼東征伐は実現せず、
<威化島回軍>を引き出す。

以後、崔瑩の運命は終わりウ王も権力の座から退く羽目になるという点で、
最も重要な選択の瞬間を迎えたと言える。

緊張感溢れる展開の中でも李芳遠とプニの関係が近くなり
これに気づいたミンダギョンの干渉が始まったという事実も面白い。

仮想の人物を通じて、実際に歴史に残された人物の性格を分析し
記録に魂を植えていく過程はいつも興味がそそられる。

李成桂(イ・ソンゲ)の二番目の妻であり、
朝鮮の建国過程で大きな力を見せたカン氏夫人の登場も興味深い。

李芳遠にミンダギョンがいるなら、李成桂にはカン氏夫人が存在した。

朝鮮を建国して王子の乱を通じて朝鮮三番目の王になる李芳遠の旅程は、
カン氏夫人の登場によってより鮮明になったという点で面白い。

再び急浮上し始めた秘密組織は、今度はより積極的に登場した。

ジョクリョンを一発で崩して、
崔瑩に脅迫ではない脅迫(直接的な表現ではないが、結果として脅迫)をして
李成桂と仲違いさせることまでした一連の過程で彼らは登場する。

印(標識)一つだけでみんなを震わせているその秘密組織は誰なのかが
より一層気になってくる理由だ。

秘密組織の正体はタンセとプニが兄と妹の話に入れられる。

消えた自分の母親の痕跡の中にその標識が存在する。
タンセはその印(標識)の痕跡を見つけるために努力してきた。
もちろん現在は、自分が愛するプニとヨニを守るために鄭道伝の護衛武士でいるが、
その標識が再び前面に登場すると、
イバンジになったタンセの考えは変わるしかない。


<無名>と呼ばれる秘密組織の正体は依然として曖昧だが、
きっと巨大な組織で想像を超越する力を持つ存在ということだけは
変わらない事実だ。

高麗の最高権力者であるイ・イムギョムを助けて作ったものが、
まさに彼らという点で、その位相がどの程度なのかは明確になる。
問題は彼らが誰かということだ。

恭愍王が死んでウ王が支配する高麗は腐敗した。
このような状況に徒党3人が崩れ、
再び登場した秘密組織は何をしたかったのだろうか?

彼らはジョクリョンを掲げて崔瑩が何をしようとしているのか
李芳遠に教えてくれた。

筆談を交わしていた、崔瑩と元国の人たち。
彼らが残した紙の上で困難な三文字を見つけたがそれはまさに
“鴨緑江”
(おうりょくこう/압록강アプロクカン
*中華人民共和国東北部と朝鮮民主主義人民共和国との国境となっている川)
だった。 その鴨緑江が意味するのは、まさに動揺だった。

“鴨緑江”という単語を通じて“遼東征伐”を思い出した鄭道伝は不安だ。

鄭道伝が考える崔瑩は貪欲のない権力者だ。
道党3人組のように民たちの土地を奪って自分のお腹を満たすこともない。
伝説のように 伝われる 「金を石のように見ろ」は崔瑩の話のようで
彼は貴族の家柄で生まれた剛直な将軍だ。

個人的な欲がない崔瑩が高麗の新しい絶対権力者になった。

そんな彼が最も重要に考えるのは王道なく国家だ。
ウ王が誰の血を受けようが何の意味もないという言葉もある。

彼にとって重要なのは高麗そのものだ。
国のためなら何でも犠牲にする権力者という事実が問題だ。
国のためにならば
民たちの安全と危機程度は何ともないと考えることができるという点で、
崔瑩は除去対象にならざるを得なくなる。

“威化島回軍”とともに崔瑩が李成桂に除去される理由も、
このような<貪欲のない権力者>の思考のためである。

このすべての状況を見通した秘密組織は李芳遠を通じて警告した。

鄭道伝は崔瑩の意中を読んだ。
そして李成桂も現時点で明と戦って利得を見ることができないという確信を持つ。
高麗の没落は目前に来ていて<威化島回軍>は
朝鮮建国の始発点にならざるを得なくなる。

問題は秘密組織が誰かである。
ジョクリョンが秘密組織の標識を持ってきたみすぼらしい老人に
極尊称を使って指示し仕事を遂行する姿から
その存在感がどの程度なのかを知ることができる。

情報商人で、誰にも本音を尽くして頭を下げることがなかったジョクリョンの行動は
秘密組織の力が強大という事実を知っている。

王族の組織なのか? という考えもしてみるようになる。

ウ王がシンドン(辛旽。。高麗中興の功臣)の子という話が多かった当時、
王族がこのような私組織を導く可能性は濃厚だ。
もちろん、王座に立ったウ王の直系家族らではなく、
恭愍王時代の王族たちがその対象になるが。

王族でないなら、恭愍王が壊れる前、
彼が抱いた理想を伴う貴族である可能性も高い。



この地点で重要なヒントは、
結局、同じ作家が書いた【根深い木】で探すことができる。

世宗に恐怖心をプレゼントしたカリオンはまさに
秘密組織ミルボンの3代目ボノン(본원)だった。

鄭道伝の弟チョンドグヮンの一人息子であるチョン・ギジュンが
大業を完成するため、
白丁(백정ペッチョン)カリオンになって世宗近くで
『王権政治』ではなく臣権中心の『宰相総裁制』を実現させようとしたという点は
重要に感じられる。

鄭道伝が夢見ていた世界を、
彼の弟の息子であるチョン・ギジュンが実現させるために努力したという設定は
【根深い木】の重要な反転要素であり、核心だった。

【六龍が飛ぶ】も、歴史に基盤を置いているが、
すべてを記録できない限界の中で、その価値を探している。

李成桂や鄭道伝、李芳遠だけでなく、
新しい世界を作っていく主役たちがプニとイバンジ、ムヒュルなどという点は
重要に迫ってくる。
貴族ではなく民たちである彼らが“六龍”という事実は
このドラマが何を話したいかが明確になる部分だからだ。

【根深い木】にカリオン チョン・ギジュンがいるならば、
【六龍が飛ぶ】にはムヒュルの武術師匠であるホンデホンが存在する。

軽く捨てられるキャラクターだったが、
彼は家別抄(가별초)にまで流れ入ってきた。
彼は存在するが、存在しないような姿で共にしている。
カリオンよりは弱い存在感ではあるが、
ホンデホンが秘密組織とある程度連結されているという推測を可能にするのは、
やはりカリオンだからだ。

1/3を超え始めた時点でより強力に全面に登場し始めた秘密組織。
彼らの動きと正体探しは【六龍が飛ぶ】より面白くて楽しませる要素になるだろう。
鄭道伝が夢見る国は弟子の李芳遠によって挫かれた。

怪物を育てた鄭道伝は李芳遠のナイフで殺害を受けており、
彼の息子である世宗は、最も偉大な王になった。
そして、世宗を脅威した最も強力な存在が
(ドラマで)カリオン チョン・ギジュンという事実は
妙な連結の輪を形成しているという点で秘密組織の全面的な登場は喜ばしい。


李成桂の「4不可論」
一. 小国が大国を攻めることは有ってはならない。
二. 人手の必要な農繁期に軍使を動員する事は良くない。
三. 挙国的な遠征のすきに倭寇が侵入する可能性が大きい。
四. 蒸し暑い梅雨の時期で軍内に伝染病流行の恐れがある。


http://www.mediaus.co.kr/news/articleView.html?idxno=51471

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☆ yuson ☆

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